西原CSOが所属する東北大学がNEDO「水素利用拡大に向けた共通基盤強化のための研究開発事業」に採択されました
2025-07-07 l 株式会社3DC(以下「3DC」)のCSOを務める西原洋知教授の所属する東北大学が、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が推進する2025年度「水素利用拡大に向けた共通基盤強化のための研究開発事業」において、研究開発項目Ⅱ「次世代燃料電池・水電解の要素技術開発」に採択されました。
東北大学で生まれた次世代炭素材料「Graphene MesoSponge®(GMS)」は、その特徴である耐久性や構造制御性により、電池性能を大きく向上させることが期待されています。3DCはGMSの電池材料としての開発と電極製造の技術革新を通じて、電池のエネルギーインフラ化を実現し、持続可能な社会の実現を支えてまいります。
Graphene MesoSponge®(GMS)は、2014年に東北大学の西原洋知教授により開発された、3次元構造を持つ世界初の炭素材料です。GMSは、その構造上、3次元構造を炭素1原子の厚みのグラフェン壁により形成していることから、柔軟性、耐酸化性、導電性、構造制御性といった複数の特性を併せ持つ、次世代炭素材料であり、数多くのアプリケーションに応用されることが期待されています。
GMSは電池業界においても数多くのアプリケーションへの応用が期待されており、リチウムイオン電池をはじめとした電池材料への応用と製品化を行っています。
3DCは Hello Tomorrow Deep Tech Pioneers.に選出されています。
3DCは J-Startup TOHOKU. に選出されています。
3DCはICCサミットKYOTO 2024で開催されたピッチイベント REALTECH CATAPULT,で3位に入賞しました。
私たちと共に炭素材料の可能性を広げ、電池業界の技術革新と持続可能な社会の実現を目指す仲間を募集しています。